WPC・WPI・WPHの違い — ホエイプロテインの3つの製法
最終更新: 2026-07-19
同じホエイでも製法によってたんぱく質含有率・乳糖の量・価格が変わります。WPC・WPI・WPHの違いを客観データで比較する方法を解説します。
ホエイプロテインの原料は同じ「乳清」
WPC・WPI・WPHはいずれも牛乳から作られる乳清(ホエイ)が原料で、違いは精製・加工の度合いです。製法が進むほど工程が増えるため、一般に価格も上がります。
WPC(濃縮乳清たんぱく)
乳清をろ過・濃縮した最も標準的な製法です。たんぱく質含有率はおおむね70〜80%台で、乳糖や乳脂肪がある程度残ります。価格を抑えやすく流通量も最大ですが、乳糖でお腹がゴロゴロしやすい人には向かない場合があります。
WPI(分離乳清たんぱく)
WPCをさらにろ過して乳糖・脂質を大幅に取り除いた製法で、たんぱく質含有率はおおむね85%以上になります。乳糖が少ないため、乳糖が気になる人の選択肢としても知られています。
WPH(加水分解ホエイ)
たんぱく質を酵素などであらかじめ細かく分解(ペプチド化)した製法です。国内で流通する商品数はWPC・WPIに比べて多くありません。
選び方の軸は「含有率・乳糖・価格」の3つ
当サイトの商品ページには、たんぱく質含有率・乳糖レベル・たんぱく質10gあたり単価を全商品共通の形式で掲載しています。製法名のイメージではなく、この3つの数値で比較するのが確実です。
よくある質問
- 初めてのプロテインはどの製法を選べばいいですか?
- 乳製品でお腹を壊しにくい人は、価格を抑えやすいWPCから試すのが一般的です。乳糖が気になる人はWPIや乳糖分解酵素処理済みの商品を検討してください。診断ツールで条件に合う商品を絞り込めます。
- WPIはWPCより優れていますか?
- 目的によります。たんぱく質含有率と乳糖の少なさではWPIが上回る傾向がありますが、価格はWPCが抑えやすいためです。当サイトでは両者を同じ指標(含有率・乳糖・10gあたり単価)で比較できます。
- 含有率はどこで確認できますか?
- 各商品ページの「基本データ」に、たんぱく質含有率(たんぱく質が粉末の重量に占める割合)を記載しています。値は全商品とも公式の1食あたり表示から計算した同じ式(1食のたんぱく質量 ÷ 1食量)で、出典URLを併記しています。メーカーが別の値(水分を除いた重量で計算した無水物換算値)を公表している商品では、その値も「メーカー公表値」として添えています。